ドライフラワーにする植物の収穫時期は、種類によってかなり違います。 <花を使う場合> 花の開く前・・・・・フジバカマ・ラグラス つぼみの頃から満開前までの若い花・・・・ムギワラギク・ローダンセ 満開のころまで・・・・バラ・アメジストセージ・ルドベキア 満開を過ぎても大丈夫・・・・・クリスマスローズ・シャクヤク・センニチコウ 自然に花色が変わってきた頃・・・・・アジサイ
<実を使う場合> 木の実 ・・・・・落ちるもの(マツ・ヒマラヤスギ・メタセコイア・ツバキ) ・・・・・落ちないもの(ヤシャブシ・バラ・シャリンバイ) ・・・・・ドングリは一度ゆでるか冷凍した後乾かして、ラッカーを塗っておくと虫の心配がない。 草の実・・・・・ニゲラ・ワタ・ナガミヒナゲシ 虫がつきやすいので防虫剤を使う <注意点> 早く乾燥した方がきれいに仕上がるので、天気のよい時に収穫する 形のよいきれいな素材・虫のついていないものを選ぶ 早く乾かすために、不要な葉はなるべく落としておく
*収穫したらすぐに乾燥させる *乾いて細くなっても止まるので、紐やワイヤーより、輪ゴムで束ねる *形が崩れないために、逆さに向けて干す <自然乾燥> 直射日光の当たらない風通しのよい場所で干す。
花首でカットして、ワイヤーを刺してコップに立てておく ・・・・センニチコウ・ヘリクリサムなど
<シリカゲル乾燥> きれいに仕上がります。 シリカゲルは乾燥させると何度でも使えます。 缶にシリカゲルを敷き詰め、形を整えた花や葉を置き、上からシリカゲルを加えて素材を埋め、2週間ほど乾燥させる。
<乾燥機など> 乾燥機や除湿機を置いた部屋(なるべく狭く直射日光が当たらない)に吊り下げて乾燥させる。すばやく乾燥させることができて色がきれいに残りやすい。 エアコンの冷気の吹き出し口に吊り下げる。 晴天時に自動車のトランクの中でもすばやく乾燥できる。ただし、形の崩れにくいイネ科の植物などに向いている。
湿気と直射日光が大敵です。 <注意点> からまりやすいので種類ごとに紙で巻いて分けて保存する 段ボール箱や衣装ケースなどに、防虫剤と共に入れておく 木の実や小さいものは缶に。 色がついているものは変色するので、なるべく早く使う (日がたつと壊れてしまう素材、何年経っても変わらない素材がある)